中津商が優勝　岐阜市で県高校商業達人カップ　販売通じて総合的な知識や技術競う

　商業を学ぶ県内の高校生が総合的な知識、技術を競い合う「県高校商業達人カップ」が２６日、岐阜市で開かれました。

　この競技会は、次世代の商業人材の発掘、育成などを目的に、生徒たち自身で企画し、仕入れた商品の販売を通じて売上高や利益率をはじめ計画力、販売力などを競い合います。

　６回目となる今回は県内の１２校から約１８０人の生徒が参加しました。

　会場となった岐阜市のマーサ２１では、工夫を凝らして設けた売り場に、すき焼き肉やラーメン、パン、スイーツなどといった各校が厳選した自慢の商品が並びました。

　制限時間は９０分で、そろいの法被や上着を着た生徒たちは、買い物客らに大きな声で商品を売り込み、開始からわずか２０分程度で完売した高校もありました。

　参加した生徒は「想定以上に忙しかった」「楽しかった」「学んだことが発揮できた」などと、口々に感想を話していました。

　審査の結果、優勝は中津商業高校でした。