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改造バイクで集団暴走疑い 高校生ら逮捕・送検 「パトカーから逃げる緊張感楽しかった」 岐阜県警

岐阜県警は19日までに改造したバイクで羽島市内で暴走行為をした疑いで愛知県内の高...
押収されたバイク=岐阜羽島警察署、岐阜市柳津町、19日

 岐阜県警は19日までに改造したバイクで羽島市内で暴走行為をした疑いで愛知県内の高校生ら4人の男を逮捕・送検したと発表しました。容疑者のひとりは「パトカーから逃げる緊張感が楽しかった」と供述していました。

 道路交通法違反(共同危険行為の禁止)の疑いで逮捕されたのは、いずれも愛知県春日井市に住む16歳から18歳までの高校生や会社員の男4人です。

 警察によりますと、4人は ことし10月1日の未明、海津市平田町の南濃大橋から羽島市桑原町にかけての県道で、オートバイと原付バイク4台に分乗して暴走行為をした疑いが持たれています。

 オートバイとバイクは、いずれもマフラーなどが改造されていて、パトカーが追跡する中、大きなエンジン音を響かせ、広がり走行や信号無視を繰り返して暴走行為をしたということです。4台のうち3台は2人乗りで走行していて、同乗していた3人も暴走行為や深夜徘徊で補導されました。

 このグループは、SNSで連絡を取り、月越し参りでにぎわう海津市の千代保稲荷神社の近くで集合した後、集団暴走をしていて、警察の調べに対し、「パトカーから逃げるときは緊張感があって楽しい」「最近のパトカーはすぐに追跡をやめてしまい、つまらない」などと供述していました。

 県警では暴走行為に関する情報を県民から寄せてもらう「やっつけろ!爆音・暴走コーナー」をホームページに開設していて、交通指導課では「危険な暴走行為は徹底的に取り締まるので、情報提供をお願いしたい」と呼びかけています。

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