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戦後80年「思い風化させない」 岐阜県原爆死没者慰霊祭

原爆の犠牲になった人を追悼する岐阜県原爆死没者慰霊祭が20日、岐阜市の円徳寺で執り行われました。
慰霊祭は、岐阜県原爆被害者の会=岐朋会が主催し、1993年から毎年開かれていて、遺族や関係者ら約50人が参列しました。
黙とうの後、岐朋会の西田詩津子会長が「亡くなられた多数の尊い犠牲の上に私たちがいることを決して忘れてはならない」とあいさつし、遺族を代表して岐朋会2代目会長、加藤昇さんの孫の加藤智さんが「亡くなった方々の思いを風化させることなく未来に伝えていきたい」と力強く訴えました。
その後、参列者が一人ずつ献花台に花を手向け、犠牲者の冥福を祈りました。