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浴衣姿で打ち水作戦 日本の風物詩、次世代へ 岐阜市

夏の暑さを和らげようと、浴衣姿の市民らが一斉に水をまく「納涼打ち水大作戦」が6日、岐阜市内で行われました。
このイベントは、 日本の文化の活性化につなげようと全国和装学院連絡会が全国の加盟団体に呼びかけて毎年行っているもので、岐阜市では装賀きもの学院などが企画しました。
ひしゃくを手に横一列に並んだ浴衣姿の参加者約60人が一斉に水をまくと、辺りは涼しげな空気に包まれ、いっときの暑さを忘れる日本伝統の「打ち水」の文化を体感していました。
※参加者
「楽しかったです、涼しくなりました」
※装賀きもの学院 安田多賀子代表理事
「日本には年中行事があって、夏の代表的なものとしては花火大会や盆踊りが挙げられ、生活を豊かにするということでは『打ち水』がある。本来は夏だけでなく、お客様を迎える時に心を清らかにするという意味合いで水を打っていた。伝統はただ形だけでなく日本の心も次代に伝承していくことが大切」