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コンテナホテルを有事に活用 岐阜県山県市がホテル事業者と協定

山県市は、災害などの有事に備えて被災者などが一時的に宿泊できる「レスキューホテル」についてホテル事業者と協定を結びました。
市と協定を結んだのは、ホテル運営会社デベロップと、平成調剤薬局の2社です。
デベロップは、23日にコンテナホテル「HOTEL R9 The Yard山県」を県道79号沿いに開業する予定で、平成調剤薬局はコンテナの一部を所有しています。
デベロップは、同様のコンテナホテルを全国に106カ所展開していて、県内では5カ所目になります。
コンテナホテルの室内にはベッドやユニットバスなどが備えられ、必要に応じてコンテナごとにトレーラーでけん引して移動することができます。
デベロップによりますと、2020年以降、臨時医療施設などとして203室が活用されました。
協定には市の要請があれば、コンテナホテルを提供することが盛り込まれています。
※山県市 林宏優市長(上)
「防災におけるプライバシーの確保という点で、ホテル機能が備わるコンテナホテルは有用。安心安全なまちづくりのひとつとして、市民のみなさまにお伝えしたい」
※デベロップ 岡村健史代表(上)
「一般的なビジネスホテルにもなっていますので、ビジネスでお使いいただいたり、週末や連休には観光でご利用いただけたら」
「HOTEL R9 The Yard山県」は、ダブル35室、ツイン5室の客室を備え、料金は1泊1人、6200円からです。