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岐阜工業高に実習システム寄贈 ものづくりの担い手を支援 企業版ふるさと納税マッチングサービス「ITEMs」活用 岐阜県

ものづくりの担い手をサポートしようと、名古屋市の企業から岐阜工業高校に、航空機の製造技術の学習に活用する約2000万円相当の実習システムが寄贈され、7日に贈呈式が行われました。
これは十六フィナンシャルグループのカンダまちおこし株式会社が進める企業版ふるさと納税マッチングサ―ビス「ITEMs(アイテムズ)」を介して実現しました。
寄贈したのは、名古屋市に本社を置く航空機や自動車、医療製品の関連メーカー「メイラ」で、3D設計などのシステム端末21台が岐阜工業高校に贈られました。
写真提供)岐阜工業高校
県庁で行われた贈呈式には、江崎禎英知事と航空機械工学科3年の西一颯さん、メイラの大橋真社長、十六銀行の池田直樹社長、カンダまちおこしの田代達生社長らが出席しました。
大橋社長は「システムを用いて大いに学び、次世代の航空機産業を担う人材として社会で活躍してほしい」と話しました。
また、江崎知事は「システムとは絵の具。それを用いてどういう絵を描くかが大事。ぜひ日本のものづくりの未来を描いて」とエールを送っていました。
※岐阜工業高校 航空機械工学科3年 西一颯さん
「今回寄附していただいたCADシステムなどを用いて、立体像のモデリングがもっとよくできると思う。しっかり活用して実習していきたい」