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美濃加茂市議のセクハラ疑い巡る問題 第1回口頭弁論 市側は争う姿勢

去年4月、美濃加茂市の市議が姉妹都市の前市長の娘にセクハラを疑われる行為をした問題で、セクハラ行為を否定する市議が市議会議長に問題行為の動画の開示を求めた訴訟の第1回口頭弁論が16日、岐阜地裁で開かれました。美濃加茂市側は 請求棄却を求め、全面的に争う姿勢を示しています。
この問題は、去年4月、市の姉妹都市であるオーストラリア・ダボ市の前市長を招いた歓迎会の席で、永田徳男市議が市長の娘にセクハラを疑われる行為をしたとされるものです。
その後、永田市議が、自身のセクハラと疑われる行為を検証しようと、市議会の個人情報保護条例に基づき、森弓子議長に動画の開示を求めましたが、不開示の決定となり、訴訟を起こしました。
16日、岐阜地方裁判所で第一回口頭弁論がWEB会議方式で開かれました。リモート方式で出席した原告の永田市議側は、訴状を陳述して、不開示処分の取り消しと動画の開示を求めました。
一方、美濃加茂市側は請求の棄却を求める答弁書を提出していて、永田市議の訴えに対し全面的に争う姿勢を示しています。
次回の期日は6月2日です。