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女子サッカーの魅力と将来について語る 岐阜市でパネルディスカッション

女子サッカーの魅力や将来の発展について語り合うパネルディスカッションが11日、岐...
女子サッカーの未来を語るパネリスト=岐阜市、岐阜県図書館

 女子サッカーの魅力や将来の発展について語り合うパネルディスカッションが11日、岐阜市で開かれ、サッカー選手を目指す生徒などが熱心に耳を傾けました。

 このパネルディスカッションは県サッカー協会が主催したもので、会場の県図書館にはサッカーチームや部活に所属する生徒やその保護者、指導者など約270人が集まりました。

 パネルディスカッションは「なりたいなでしこ いまできること」と題して、2011年になでしこジャパンをワールドカップ優勝に導いた佐々木則夫さんや元なでしこジャパンの鮫島彩さん、そして、帝京大可児高校の女子サッカー部で監督を務める横幕佳菜さんなどが登壇しました。

 鮫島さんは「コミュニケーションや仲間を重視する日本人はサッカー競技に適している」と指摘し、横幕さんは「岐阜の女子サッカーは未来が明るい。なでしこを目指してほしい」と呼びかけました。

 また、佐々木さんからは「一生懸命に打ち込むことで人生の幅が広がる。サッカーを通して人間形成にもつなげてほしい」とアドバイスがありました。

 さらに、日本サッカー協会の宮本恒靖会長からビデオメッセージが寄せられ「岐阜県出身の選手で女子サッカーを盛り上げてほしい」とエールが送られました。

 県サッカー協会の女子委員会によりますと、県内の女子サッカーの競技人口は2023年度時点で595人で、協会では5年後に800人に増やすことを目指しています。

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