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ホテルの飲食店で食中毒 宿泊客17人が嘔吐や下痢の症状 ノロウイルス検出 岐阜県白川村

1月22日と23日に大野郡白川村のホテルで食事をした宿泊客17人が、食中毒の症状...
ノロウイルスの電子顕微鏡画像

 1月22日と23日に大野郡白川村のホテルで食事をした宿泊客17人が、食中毒の症状を訴えていることが分かりました。

  飛騨保健所によりますと、1月24日、下呂市内の旅館から「23日に宿泊した複数人が嘔吐、下痢などの症状を訴えている」と通報がありました。

 保健所で調査したところ、症状を訴えたのは、いずれも22日と23日に大野郡白川村のホテルに宿泊していた客であることが分かりました。

 ホテル内の飲食店「食事処 山ぼうし」で食事をした12歳から83歳までの男女17人が翌日から25日にかけて下痢や嘔吐などの症状を訴えていました。

 このうち、5人の便からノロウイルスが検出されました。患者らはいずれも快方に向かっているということです。

 店で提供された主なメニューは、胡麻豆腐、茶碗蒸し、きのこご飯、出汁巻き玉子などでした。

 飛騨保健所では、患者に共通する食事が白川村のホテル内で調理された食品に限られることや患者の便からノロウイルスが検出されたことなどから、ホテル内の飲食店が提供した食事を原因とする食中毒と断定しました。

 27日から再発防止措置がとられるまでの間、この店を営業禁止処分としました。

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