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地域の課題解決へ 高校生だけの部署「未来創造課」が市長に提案 岐阜県美濃市
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美濃市に4月に新設された部署「未来創造課」の課員を務める高校生が31日、武藤鉄弘市長に地域の課題解決に向けた事業を提案しました。
未来創造課は、課長や係長などを武義高校ビジネス情報科の3年生が務める高校生だけの部署で、年間を通して地域課題の解決に向けた事業の提案を目指しています。
![](https://www.zf-web.com/news/.assets/thumbnail/240419-%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E5%89%B5%E9%80%A0%E8%AA%B2%E2%91%A0-640wri.jpg)
課員の生徒6人は、辞令交付以来、毎週金曜日に「出勤」。市の職員からヒアリングを重ねた上で、今回は「防災」と「観光」の分野で事業案をまとめました。
31日、武藤市長を前に生徒たちは「市民の防災意識を高めるために、消火体験やVR技術を使った防災体験を開催してはどうか」と提案しました。また、市内で開かれる花火大会については「有料観覧席を設けて収益を向上させる。県外へもアピールし、集客を図っては」などと提案しました。
武藤市長は「事業によって今後どうなるかを想定することが大切。提案を具体化し、市の職員を巻き込みながら実際に動かしてほしい」と期待を寄せました。
※未来創造課課長 武義高校3年 井戸雄大さん
「手応えは割といいなと感じています。提案した2つのことを実行して、美濃市がもっと盛り上がっていけるように、6人のメンバー全員でがんばっていきたいなと思っています」