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甘さ上々 「各務原にんじん」の収穫始まる 岐阜県各務原市

全国的にも珍しい二期作で栽培される各務原市特産の「各務原にんじん」の収穫が、9日...
収穫作業が始まった各務原にんじん=9日午前、各務原市

 全国的にも珍しい二期作で栽培される各務原市特産の「各務原にんじん」の収穫が、9日から市内の畑で始まりました。

 「各務原にんじん」は、艶のあるオレンジ色と強い甘みが特長です。

 市内の生産者でつくる市園芸振興会にんじん部会の会員49人が計約50ヘクタールで生産していて、毎年この時季に春夏ニンジンの収穫が行われています。

 このうち伊藤尚宏さんの畑では、専用の収穫機を使って、黒々した土から約20センチの色鮮やかなニンジンを次々と掘り出していきました。

※ニンジン農家 伊藤尚宏さん
 「葉っぱの出来とか、掘り出したニンジンを見ると、例年と変わらず、非常においしいニンジンができたかなと思います。ニンジンは東海学院大学の学生たちががんばってニンジン弁当を開発してくれたので、ぜひ買っていただいてもいいですし、家庭で食べる時は、バターソテーして食べていただくのがお薦めです」

 JAぎふによりますと、種まきの時期に天候不順が続いたものの、4月の気温上昇により春夏ニンジンは例年通り良質に仕上がったということです。6月下旬まで県内や愛知県、北陸地方の市場へ約2200トンが出荷される見込みです。

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