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管理団体の口座から約420万円着服 30代男性職員を懲戒解雇 関商工会議所

 関商工会議所は1日、30代の男性職員が約420万円を不正に着服していたとして、懲戒解雇の処分にしたと発表しました。

 懲戒解雇の処分を受けたのは、関商工会議所の30代の男性職員です。

 関商議所によりますと、男性職員は、2020年9月から2024年3月にかけて、自身が事務局として管理する2つの団体の口座から勝手に現金を引き出していたほか、集金した会費などを口座に入金しないで着服していたということです。

 4月上旬の内部検査で関係書類に不備があったため男性に聞き取りを行ったところ、着服を認めました。着服した現金は飲食代やパチンコ代に使ったということです。

 関商議所は4月30日付でこの職員を懲戒解雇としました。着服した金は全額返済されたことから、刑事告発はしない方針です。

 関商議所は、事案の発生を深く受け止め、関係機関や会員からの信頼回復に全力で取り組むとともに、コンプライアンスの徹底や管理体制の強化を図るとしています。

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