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「大きく育ってね」 児童がホタルの幼虫放流 岐阜県高山市
ホタルの保護活動を続けている高山市の小学校でホタルの放流式が行なわれ、児童たちが地域で育てられた幼虫を学校のビオトープに放流しました。
高山市中切町の三枝小学校では、地域に生息するゲンジボタルを守る活動の一環として38年前から、児童たちがグラウンドの端にあるビオトープに幼虫を放流し育てています。
「ほたる保存会」の若山美嘉会長ら4人が学校へ訪れ、4年生25人にゲンジボタルの幼虫約100匹を入れたフィルムケースを手渡しました。
児童たちは「大きく育ってね」と声を掛けながら、ビオトープの小川に優しく幼虫を放流し、餌となるカワニナをあげました。
※児童
「大きく育ってくれると嬉しいです」
「大きくなって元気に ここで飛んでほしいです。」
放流した幼虫は、保存会の指導で児童たちが育てます。
ホタルは例年6月中ごろに飛び始めるということです。