最後の「大北海道展」初日から大盛況　名残惜しむ声続々　岐阜髙島屋限定商品も！　

　岐阜市の岐阜髙島屋で１７日から人気の物産展「大北海道展」が始まりました。岐阜髙島屋が今年７月いっぱいで閉店することから最後の開催ということもあり、多くの買い物客でにぎわっています。

※報告 
　「大北海道展の会場にやってきました。大勢のお客さんでにぎわっています。開店して３０分ですが、すでに各店舗では列ができています」

　岐阜髙島屋が行う恒例のイベントで今回は３５店が出店。最後の開催に感謝を込め「Ｔｈａｎｋｓ企画」を実施し、岐阜髙島屋でしか購入できない限定メニューなどを紹介しています。

　中でも、髙島屋限定の花咲ガニを使ったクリームコロッケや１日５０食限定の「かにもり盛り 豪快弁当」が人気を集めています。

※報告
　「こちらのカニをふんだんに使ったぜいたくなお弁当をいただきたいと思います。甘くおいしいです。３種類のカニが口いっぱいに広がり、一口食べただけで満足感のあるお弁当となっています。」

　また、札幌市のすし店「竜敏」では職人がその場ですしを握って振る舞い、買い物客は深く噛みしめていました。

※買い物客
　「しっかりと噛みしめて食べます。最後の一口。何十年と来ているのでさみしい」
　「塩辛とかお弁当とかをたくさん買った。実はもっとやってほしいけれど、ここで閉店になると本当に悲しい。今までありがとうございました」

　一方、２０年以上、岐阜髙島屋の北海道展に出店してきたカマボコ専門店の店長は名残惜しんでいました。

※カマボコ専門店の出店者
　「岐阜髙島屋は良いお客さまが多かったし、仲良くしてくれた人も多かったので会えなくなると思うと寂しいです。

　この催しは、４月３０日まで開かれていて、来週２４日からは一部店舗の入れ替えがあります。

※岐阜髙島屋　グループマネジャー松尾吉祥次長
　「非常に難しい数カ月間になると思うんですけど、我々がやれることとは良いお買い物ができたとお客様に笑顔で帰っていただくことだと思う。最後、岐阜髙島屋が岐阜にあってよかったなと思っていただけるように毎日一生懸命取り組むことが、お客さまへの感謝の表しになると思う」