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150年の歴史に幕 小中一貫校開校で最後の卒業式 岐阜県大垣市上石津

小中一貫校の義務教育学校ができるのに伴って、今年度いっぱいで閉校となる大垣市の小...
卒業証書を受け取る児童=25午前、大垣市上石津町、時小学校

 小中一貫校の義務教育学校ができるのに伴って、今年度いっぱいで閉校となる大垣市の小学校で25日、最後の卒業式と閉校式が行われました。

 閉校するのは大垣市上石津町にある4つの小学校と1つの中学校で、来月に開校する義務教育学校「上石津学園」に統合されます。

 そのうち、25日は時小学校で最後の卒業式が行われ、5年生までの児童と保護者や地域の人たちなど約90人が見守る中、6年生6人が卒業証書を受け取りました。

 そして卒業生は「上石津学園に進んでからも、将来の夢に向かってがんばります」などと抱負を述べました。

 続いて行われた閉校式では、石田仁市長が時小学校の創立150周年にふれ、「長い歴史と伝統をたたえたい。ありがとう、時小学校」と式辞を述べ、髙見美智子校長が「地域の皆さん支えてもらったおかげです」とあいさつしました。

 式の最後に児童全員が学校生活での思い出などを振り返り、校旗を児童から髙見校長へ、そして石田市長へと返還しました。

※卒業生
 「今年は、いつもの卒業式だけではなくて、閉校式もあって、やることがいつもよりたくさんあって大変だったけど、その分達成感があったし、たくさんの来賓の方、地域の人にも来てもらえてうれしかったです」

 県教育委員会によりますと、今年度閉校する県内の小中学校は、大垣市の5つの小中学校のほかに、海津市で5つの小学校、郡上市で4つの小学校が閉校するということです。

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