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ドリフト競技「D1タイシリーズ」第1戦 岐阜県のチームが優勝  蕎麦切選手(SHIBATA)コース攻略し華麗な走行

ドリフト競技、日本のD1グランプリシリーズに先駆けて開幕した「D1タイシリーズ」...
優勝した蕎麦切広大選手(右)と柴田達寛オーナー(提供・SHIBATA RACING TEAM)

 ドリフト競技、日本のD1グランプリシリーズに先駆けて開幕した「D1タイシリーズ」の第1戦が24日行われ、加茂郡坂祝町にある柴田自動車の「SHIBATA RACING TEAM」エースドライバー、蕎麦切広大選手が優勝しました。

(提供・Ⅾ1タイシリーズ)

 D1グランプリは、ドリフトの美しさやテクニックを競う大会で、自動車競技のフィギュアスケートとも言われています。

 1台ずつ走る“単走”のポイント上位の選手が決勝トーナメントに進出します。トーナメントでは、2台ずつ先行と後追いの順番を入れ替えて走る“追走”で勝者を決め、覇を競います。

 D1タイシリーズは、タイ王国北東部に位置するブリーラムの「チャーン・インターナショナル・サーキット」で行われ、今季6戦でシリーズチャンピオンを決定します。第1戦には38台が参加し、日本からは蕎麦切選手と川畑真人選手(Team TOYO TIRES DRIFT)のD1グランプリトップドライバー2人も参戦しました。

 蕎麦切選手は、練習走行や単走1回目ではコースに順応するのに苦労したものの、単走ラストとなる2回目で見事にコースを攻略。1位に1ポイント差の94.67で単走3位とします。

 追走トーナメントでも見事な走りを続け決勝へ駒を進めると、川畑選手との日本勢対決を制し優勝を手にしました。

(提供・Ⅾ1タイシリーズ)

 蕎麦切選手は「優勝できたのは、サポートしてくれた現地スタッフ、日本で応援してくれたチームスタッフのおかげ。幸先よく優勝できて安心したが、まだ納得した走りはできていない。25日の第2戦は単走も追走ともに制し、完全優勝を目指す」と次戦を見据えました。

(提供・Ⅾ1タイシリーズ)

 SHIBATA RACING TEAMチームオーナーの柴田達寛さんは、「慣れないコンディションのなか、よく頑張ってくれた。日本でもライバルとなる相手との日本勢対決を制して優勝できたことは、日本のD1グランプリシリーズへ向け弾みとなる。今年は日本とタイでシリーズチャンピオンを目指してほしい」と選手をたたえました。

 D1タイシリーズ第2戦は25日に行われ、日本のD1グランプリシリーズは5月に滋賀県の奥伊吹モーターパークで開幕します。

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