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「思いの丈 作品に凝縮」 岐阜県内で活躍する書作家の作品一堂に 岐阜髙島屋で県書作展 

県内で活躍する書作家の作品を一堂に集めた墨の祭典「岐阜県書作展」が21日、岐阜市...
「県書作展」のテープカットをする関係者ら=21日午前、岐阜市日ノ出町、岐阜髙島屋

 県内で活躍する書作家の作品を一堂に集めた墨の祭典「岐阜県書作展」が21日、岐阜市の岐阜髙島屋で始まりました。

 県書作展は、書道文化の振興を図ろうと岐阜新聞社、岐阜放送が毎年開いているもので、今年で45回目を数えます。

 初日は開場式が行われ、県書作家協会の伊藤仙游会長が「みんなが思いの丈を凝縮している。それぞれの書を堪能してほしい」とあいさつしました。

 会場には 運営委員会が選抜した県内在住の作家132人が書き上げた漢字や仮名、てん刻などの新作が展示されています。

 このうち伊藤会長の作品は古墨と呼ばれる墨でしたためた「虚無恬淡」で、ゆったりとした滲みと墨色の変化を楽しめます。

 来場者は ずらりと並ぶ作品を見て回り、墨の濃淡や趣のある筆づかいを味わっていました。

 この書作展は2月26日まで開かれ、期間中、作品解説や席上揮毫、書道体験などが行われます。

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