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新年に向けて♪
瑞浪市にある国の登録有形文化財・大湫宿旧森川訓行家住宅(丸森)に
取材に行ってきました。
私が伺ったときは、正月飾りの餅花の展示販売をしていました。
餅花は、ヌルデやヤナギなどの木に
小さく切った餅や団子をさして飾るものです。
生花の少ない時期に、華やかな彩りを添えてくれます。
香川県では、雛祭りの時に、菱餅と一緒に飾っているのを見たことがあります。
丸森では、スタッフが毎年手作りしています。
台座に使われているのが、去年7月に倒れた大杉の枝です。
樹齢は約670年といわれ、地域の人たちに大切に守られてきました。
心の拠りどころとなっていて大杉だけに、倒れた時には
皆さん大変なショックを受けていました。
このように、新たな場所で大杉が生き続けることはうれしいと話していました。
大杉の歴史や重みも感じられる餅花です。
売り上げの一部は、大杉の保存活用に寄付されます。