ブログ
西日本豪雨から2年・・・
甚大な被害をもたらした、西日本豪雨から間もなく2年を迎えます。
当時、岡山で仕事をしていた私は被災直後から、特に被害の大きかった
倉敷真備町で取材を続けてきました。
真備町は地区の3割が水没しました。
そこで出会ったのが、うどん店を営む柴田勇樹さんです。
店も自宅も全壊し、「地獄ですね、全く先が見えない」とつぶやいた言葉が
胸に突き刺さりました。
何も力になれないことが、本当に辛かったです。それでも、被災した人たちから
現実を伝え続けてくださいという言葉を頂き、伝えていくことの大切さを感じました。
その後、柴田さんは、あきらめず自宅の庭にテントを立てて仮店舗での
営業を始めます。真備を元気にしたいという強い思いでの決断でした。
私も、このテントでうどんを頂きました。心のこもった味を今でも覚えています。
そして、今年4月1日店の再開にこぎつけました。
前を向いて進む柴田さんは、多くの人の支えがあったと話します。
(※写真はすべて柴田さんが撮影したものです)
7月1日放送の「小沢典子のコットンタイム」では
柴田さんに電話インタビューをする予定です。
倉敷市真備町の2年と今、そして店の再開までの思いを伺いますので
ぜひ、お聞きください。