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岐響定期演奏会 6日開催 102人が練習に熱

岐阜県交響楽団は6日に岐阜市で行われる定期演奏会を控え、練習に熱が入っています。
県交響楽団は1953年に発足したアマチュアオーケストラで、地域に根差した本格的な演奏活動を続けてきました。
メンバーは現在102人で、102回目となる今回演奏されるのは、ラヴェル作曲の「古風なメヌエット」、いずれもチャイコフスキー作曲のバレエ組曲「眠れる森の美女」、「交響曲第4番 ヘ短調」の3曲です。
特に、メインとなる「交響曲第4番 ヘ短調」は、演奏時間約40分の大作で、チャイコフスキーの絶望と希望が曲調で表現された、ドラマチックな構成が聴き所です。
指揮は、全国各地のオーケストラと共演経験のある喜古恵里香さんが務め、岐阜市芥見南山の練習場で行われた練習では、テンポや曲の世界観をユーモラスに身近なものに例えながら楽団をけん引し、演奏に一体感を生んでいました。
※指揮者 喜古恵里香さん
「1曲目はフランス音楽から始まって、他の曲はチャイコフスキーで統一されていますが、全部異なるテーマを持っているので、その音色の違いを楽しんでいただきたいです。また、メインとなる『交響曲第4番』は、熱さを吹き飛ばすくらいの元気と勇気を貰える曲だと思うので、ぜひ演奏会に来て、夏を乗り切ってもらえればと思います」
県交響楽団の102回定期演奏会は岐阜市のぎふしんフォーラムで行われ、チケットは予約販売されていて一般2000円、高校生以下1000円です。