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岐阜県飛騨市古川町で伝統行事「三寺まいり」

飛騨市古川町で15日夜、江戸時代から続く伝統行事「三寺まいり」が行われ着物姿の女性が赤色や白色の「和ろうそく」を手向けて良縁や願い事の成就を祈りました。
三寺まいりは浄土真宗の開祖・親鸞聖人の遺徳をしのぶ行事で、町内にある3つの寺を回ってお参りします。
明治、大正時代には、長野県の製糸工場から帰省した若い女性が着飾って参拝し、男女の出会いの場になったため縁結びの行事としても知られています。
15日には都竹淳也市長らが高さ2メートルの巨大な雪像ろうそくに点火したあと市街地に設置された灯籠や、大小40本の「雪像ろうそく」に火が灯りました。
観光名所の瀬戸川沿いでは、着物姿の女性らが良縁や願い事の成就を祈って燭台にろうそくを手向け、手を合わせていました。