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防災特別番組「逃げ遅れゼロへ」
ラジオ番組のお知らせです。
5月11日(水)午後6時から
防災特別番組「逃げ遅れゼロへ~西日本豪雨の教訓から避難を考える~」
を放送します。
2018年の西日本豪雨で、岡山県倉敷真備町は甚大な被害を受けました。
災害の当時、真備町の取材でお世話になった方々にも
再びお会いしてきました。
家族を亡くした方は、今も辛い思いを抱えていてますが
伝えることで、皆さんの教訓になればと取材に協力してくださいました。
山田澄夫さんです。自宅は全壊し、義理の母親を亡くしました。
母親が見つかった場所には、花が供えられています。
私も手を合わせてきました、色々と思い出しました。
(当時の取材ノートです)
災害の後、倉敷市真備町は地域が一体となって
速やかな避難につなげる取り組みを進めています。
在宅介護の支援やデイサービスを行う「ぶどうの家真備」の
代表の津田由起子さんたちは
高齢者らの避難計画「マイ・タイムライン」を作っています。
地域の人と協力して、避難を手助けする仕組み作りに奮闘しています。
川辺地区の住民グループ・川辺復興プロジェクトあるくは、
声かけによって「逃げ遅れゼロ」を目指す取り組みをしています。
避難するときに、玄関先に黄色いたすきを結び周囲に
無事を伝えるというものです。
掲げていない家は、住民がいる可能性があるとして
優先して声かけをしていきます。
代表の槙原聡美さんにお話を伺ってきました。
岐阜県でも、関市を中心に大きな被害が出ましたが
避難率の低さが課題となっています。
災害を教訓に、改めて避難について考える番組です。
皆さんからのお便りも受け付けています、是非お聞きください。