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クマの出没を想定 警察や猟友会などが対応訓練 岐阜県飛騨市

クマの出没が増える時期を控え、クマが市街地に出没したことを想定した警察や自治体、...
クマ出没対応訓練をする警察や猟友会=飛騨市古川町、千代の松原公民館

 クマの出没が増える時期を控え、クマが市街地に出没したことを想定した警察や自治体、地元猟友会合同の初の訓練が行われました。

 訓練には約20人が参加し、はじめに 駆除を目的に市街地で発砲する際の関連法令などを確認しました。

 続いて、公民館付近にクマが出没して人が襲われことを想定した訓練が行われ、爆竹やロケット花火で追い払ったり、建物の上から模擬の猟銃で狙ったりして、万が一に備えた手順を確認しました。

※飛騨警察署 生活安全課 伊藤泰爾課長
 「クマへの対応は、警察だけではなく市、猟友会、関係機関の連携が不可欠です。訓練を定期的に行うことにより、それぞれの役割を把握し、練度を高め、対応能力の強化を図りたいと考えております」

 市内のクマの被害を巡っては、昨年10月、神岡町の小学校付近で80代の男性がツキノワグマに襲われ、重傷を負った事故がありました。

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