ニュース
- ニュース一覧
- 柳ケ瀬商店街の歴史や文化にスポットを! 無印良品柳ケ瀬店内に交流スペース 岐阜市
柳ケ瀬商店街の歴史や文化にスポットを! 無印良品柳ケ瀬店内に交流スペース 岐阜市
9月1日に改装オープンした岐阜市の無印良品柳ケ瀬店に柳ケ瀬商店街の歴史や文化にスポットを当てた交流スペースが設けられました。
改装オープンした店内には、岐阜髙島屋に店舗を構えていた恵那川上屋が移転したほか、リニューアル前と同様、衣料品や生活雑貨、食品などが並びます。
この店舗の中で売り場と一線を画すのが本棚で囲まれた「本のひみつ基地」です。
設置に協力したのは柳ケ瀬商店街の魅力の伝承に取り組む「柳ケ瀬文化的地層研究会」で、みんなの森ぎふメディアコスモスの元総合プロデューサー吉成信夫さんらがメンバーです。
設置の狙いについて吉成さんは「かつて映画館や喫茶店があって、文化サロンが生まれていた。文化的な背景をきちんと押さえながら、まちのプライドを振り返ることができる場にしたい」と話しました。
また、岐阜地理学会理事の安元彦心さんは「負のイメージがある柳ケ瀬を文化の力でプラスに変えていきたい」と話し、岐阜放送の山本耕社長は「岐阜髙島屋の閉店で書店もなくなってしまったので、本に触れる場所になれば」とそれぞれ期待を寄せていました。
「本のひみつ基地」には、メンバー3人が選んだ岐阜や柳ケ瀬にちなんだ本が並び、貸し出しはしませんが自由に閲覧することができます。
また、このスペースでは随時トークイベントを開催する予定で、初回は映画館の歴史をテーマにしたトークイベントが9月27日に開かれます。