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「松倉絵馬市」に向け紙絵馬づくり 無病息災などを祈願 岐阜県高山市

飛騨高山の夏の風物詩「松倉絵馬市」に向けて、縁起物の紙絵馬づくりが最盛期を迎えて...
6代目池本幸司さんが紙絵馬を描く様子=17日、高山市八軒町、池本屋

 飛騨高山の夏の風物詩「松倉絵馬市」に向けて、縁起物の紙絵馬づくりが最盛期を迎えています。

 高山市八軒町の「池本屋」は江戸時代から約200年続く紙絵馬づくりを受け継いでいます。

 6代目の池本幸司さんと家の人たちが、和紙に絵の具を使って神のつかいといわれる「馬」を細かい筆遣いで1枚ずつ書き上げていきます。

 この絵馬には、右向きと左向きがあり、家や会社などの玄関に馬が内側に駆け込むように貼ると幸運が舞い込むとされ、無病息災や開運招福、商売繁盛などを祈願します。

 2024年の紙絵馬づくりは大詰めを迎えていて、はがき大から畳2畳分のものまで大小合わせて約1000枚が絵馬市に向けて描かれます。

※松倉絵馬総版元 池本屋6代目池本幸司さん
 「皆さんにとって、少しでも良いニュースが入って来ますように手描きの紙絵馬を描いています」

 松倉絵馬市は、8月9日と10日に開かれます。

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