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冬の風物詩 岐阜・郡上本染の「鯉のぼり寒ざらし」

二十四節気の一つ、一年で最も寒さが厳しいとされる大寒の20日、郡上市では冬の風物...
冬の風物詩「鯉のぼりの寒ざらし」=1月20日午後、郡上市八幡町、小駄良川

 二十四節気の一つ、一年で最も寒さが厳しいとされる大寒の20日、郡上市では冬の風物詩の郡上本染の「鯉のぼり寒ざらし」が行われました。

 400年以上続くとされる郡上本染は、郡上市八幡町の渡辺染物店が守り続ける伝統工芸で、県の重要無形文化財です。

 こいのぼりは、色を染めない目やうろこの部分をのりで描き、その後大豆の搾り汁を使った染料で色付けするカチン染めという技法が用いられ、寒ざらしは冷たい川の水でのりを洗い落とす作業です。

 この日はは気温6度、水温5度で雨の中の作業となりましたが、店の職人や郡上本染後援会の会員など12人が川に入って作業にあたりました。

 川にさらされているこいのぼりは竹の枠にはめられていて、職人らは枠を揺らしたり、表裏をひっくり返したりしながらお玉やはけを使ってのりを落とすと、鮮やかな色が水面に浮かび上がっていました。

 店主の渡辺一吉さんは「今年は辰年。登竜門の故事のように、こいのぼりが力強い竜のようになってほしいという気持ちで作業に臨みました。こいのぼりを飾るお子さんにとって、幸せにすくすくと育ってほしい」と話していました。

 「鯉のぼり寒ざらし」は2月3日にも行われます。

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