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他の水源地利用者よりPFAS血中濃度高いと判明 岐阜県各務原市の三井水源地 住民の血液検査結果公表 

各務原市の水源地で発がん性が指摘される有機フッ素化合物「PFAS(ピーファス)」...
分析に携わった京都大学の原田浩二准教授=4日午後、各務原市那加桜町、各務原市産業文化センター

 各務原市の水源地で発がん性が指摘される有機フッ素化合物「PFAS(ピーファス)」が検出された問題で、周辺住民の血液を調べた結果、他の地域と比べてPFASの血中濃度が高いとする結果が公表されました。

 この問題は、各務原市のほぼ半数の世帯に水道水を供給している三井水源地から国の暫定目標値を上回るPFASが検出されたものです。

 これを受けて、県内の医療機関などでつくる岐阜県民主医療機関連合会は、ことし10月、PFASの血中濃度を調べるため三井水源地の配水地域をはじめ、各務原市や岐阜市の住民合わせて131人を対象に血液検査を行いました。

 検査結果によりますと、有害性が指摘されているPFOSとPFOAの合計の平均値は、三井水源地の水の利用者が血液1ミリリットル当たり32.2ナノグラムで、他の水源地の利用者に比べ2.4倍から2.8倍高かったということです。

 分析に携わった京都大学の原田浩二准教授は、「汚染された水道水を飲んだ結果、血液中のPFAS濃度が高くなったと考えられる」とし、自治体がしっかりと対策する必要があると指摘しました。

 なお、血液検査の結果についてはすでに個別に報告されていて、岐阜民医連は12月16日に検査結果に関する説明会を開くことにしています。

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