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飛騨高山の冬の風物詩 「松の雪吊(つ)り」作業始まる

本格的な雪のシーズンを前に高山市では20日から、「松の雪吊(つ)り」作業が始まり...
「松の雪吊り」作業=20日午前8時ごろ、高山市

 本格的な雪のシーズンを前に高山市では20日から、「松の雪吊(つ)り」作業が始まりました。

 松の雪吊りは、積もった雪の重みで枝が折れるのを防ぐために行われます。

 市が管理する観光名所や公園など29ヶ所で、計54本の松に施されます。

 20日は雨が降る中、高山市の観光スポット赤い中橋や高山陣屋の周辺で作業が始まりました。

 地元の造園業者が松の大きさに計20本から30本の縄を付けた支柱を幹にしばりつけ、その縄を円すい状に垂らして枝に結びつけていきました。 

 観光客は、珍しい雪吊り作業に足を止めて見入っていました。

 作業は、市内の7つの造園業者が手分けして行い、1週間ほどで完了するということです。

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