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岐阜県が「プール熱」の警報を発表 子どもを中心に発熱や結膜炎などの症状 調査を開始した1999年以降初めて

子どもを中心に発熱や結膜炎などの症状が出るいわゆる「プール熱」の患者が県内で増えているとして、県は16日、警報を発表し、手洗いの徹底など感染予防を呼び掛けています。
咽頭結膜熱、いわゆる「プール熱」は、5歳以下の子どもを中心に発熱やのどのはれ、結膜炎などの症状を引き起こす感染症です。
県では県内53の小児科定点医療機関から患者の情報を収集して流行状況を調査しています。
それによりますと、11月6日から12日までの患者数は、定点医療機関あたり3.04人で、警報の基準となる「3人」を上回ったことから警報を発表しました。
とりわけ、岐阜保健所管内と岐阜市保健所管内で患者の報告数が多くなっています。
県内における「プール熱」の患者が警報レベルを超えたのは、調査を開始した1999年以降、初めてだということです。
県は、トイレやおむつ交換の後、食事前に石けんを使ったこまめな手洗いの徹底を呼び掛けています。