岐阜県など６県で空き家を狙って侵入　被害総額は約１５００万円　ベトナム国籍の男らによる窃盗グループ

　空き家に侵入して盗みを繰り返したとして、ベトナム国籍の男６人の窃盗グループが逮捕、起訴された事件で、岐阜県警などの合同捜査本部は１３日、岐阜県や群馬県など６つの県で２５３件の空き家が狙われ、約１５００万円の被害があったと発表しました。

　この事件は、２０２２年７月から２０２３年４月までの間に、いずれもベトナム国籍の２３歳から３３歳までの男６人が空き家に侵入して、現金や物品などの窃盗を繰り返していたもので、６人はすでに逮捕・起訴されています。

　被害に遭った空き家は、岐阜県をはじめ、滋賀県や群馬県など６つの県で計２５３件に上り、現金約１１００万円のほか、換金できそうな品物４００万円相当が盗み出されていました。

　県内では西濃地域で７３件、岐阜地域で６０件、中濃地域で１９件の被害が確認されています。

　６人はいずれも知人で、主に深夜から未明にかけて無施錠の場所や窓ガラスを割って空き家に侵入し、現金や貴金属類、金目の電化製品や日用品などを盗んでいたということです。