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岐阜県内の新型コロナ感染者増加 県内に「インフルエンザ警報」発表

新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが「5類」に移行してから半年。
県内の感染者数は、2023年8月をピークに減少傾向が続いていますが、年末年始にかけて感染者の増加が予想されることから、県は感染動向を注視するとしています。
県が9日発表した県内の新型コロナウイルスの感染状況は、11月5日までの1週間に県内87の定点医療機関で確認された感染者数は 合わせて372人で、前の週に比べて54人増え、8週間ぶりに増加しました。
1医療機関あたりの感染者数は4.2人で、前の週に比べて0.6人増加しています。
また、今月8日時点での入院患者は 130人で、先週よりも55人増えています。重症者はいません。
県の感染症対策推進課によりますと、県内の感染者数は2023年8月をピークに徐々に減少し、全体的としては落ち着いている状況だということです。
しかし、過去の例をみると、年末から年始にかけて感染者が増える傾向にあり、県では「手洗いや手指の消毒など基本的な感染対策を習慣化してほしい」と呼び掛けています。
一方、県内ではインフルエンザの患者数が増えています。
岐阜、関、可茂、飛騨の保健所管内で、定点医療機関あたりの患者数が30人を超えことから、県は9日、県内全域に「インフルエンザ警報」を発表しました。
県内全体でみると、1医療機関あたりの患者数は24.4人で、前の週に比べて6.4人増えています。
県では新型コロナと同様に、手洗いや適切な湿度の維持など基本的な感染対策を呼び掛けています。
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