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5万本の刃物に”ありがとう” 刃物の日「いい刃(118)」に刃物供養祭 岐阜県関市

いい刃(118)にちなんだ「刃物の日」の8日、不用になった刃物に感謝する刃物供養祭が、刃物の町・関市で行われました。
刃物供養祭は、使い終わった刃物への感謝と、鋼や火の神への祈りをささげようと、関市で毎年行われています。
関鍛冶伝承館の刃物塚の前で行われた神事には、刃物産業に関わる事業者など約100人が参列しました。
ことしは全国のホームセンターなど500カ所に回収ボックスを設置し、役割を終えた包丁や はさみなど、集まった約5万本の刃物を供養しました。
回収された刃物は、名古屋市の大同特殊鋼が引き取り、金属の再利用を図ります。
供養祭を主催した県関刃物産業連合会の鈴木良春会長は「刃物の回収とリサイクルはサステナブルな事業であり、これからの時代、刃物業界としてもSDGsに取り組んでいきたい」とあいさつしました。