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ニュートリノを研究する「スーパーカミオカンデ」4年ぶりに一般公開 東京大学宇宙線研究所 岐阜県飛騨市

飛騨市神岡町の神岡鉱山地下にある東京大学宇宙線研究所のニュートリノ観測装置スーパ...
4年ぶりに一般公開されたスーパーカミオカンデ=3日、飛騨市神岡町、 東京大学宇宙線研究所

 飛騨市神岡町の神岡鉱山地下にある東京大学宇宙線研究所のニュートリノ観測装置スーパーカミオカンデが3日、4年ぶりに一般公開され、県内外から訪れた約150人が世界最先端の科学技術に触れました。

 スーパーカミオカンデは地下1000mにある実験施設で、直径39メートル、高さ41メートルほどの円筒形の水槽には、ニュートリノが衝突することによって起きるわずかな発光を観測する約1万1千個の光センサーが取り付けられています。

 この日は、抽選で選ばれた参加者が、約5万トンの純水が入った巨大なタンクの上部で説明を受けました。研究所の中畑雅行所長が施設の概要や研究内容を説明し、超新星爆発によるエネルギーの99パーセントがニュートリノとして放出されることなど、素粒子研究の一端を紹介しました。

 ※名古屋市の参加者
「世界最高最大の実験施設ということなので見ることができて良かったです」

 ※愛知県の参加者
「すごく大きくて驚きました」

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