岐阜市の焼肉店でノロウイルス原因の食中毒　食事した４人が下痢や嘔吐の症状

　１０月１８日、岐阜市内の飲食店で、食事をした４人が下痢や嘔吐などの食中毒症状を訴え、このうち２人が医療機関を受診していたことが分かりました。岐阜市保健所はノロウイルスによる食中毒と断定し、この飲食店を営業禁止処分としました。

　岐阜市保健所によりますと、１０月１８日、岐阜市中鶉の焼肉店「弘苑」で食事をした２グループ４人が、下痢や嘔吐などの症状を訴え、うち２人が医療機関を受診しました。

　入院した人はおらず、いずれも快方に向かっているということです。

　保健所では患者らに共通する食事が、この飲食店が提供した食品に限られることや、患者や調理従事者の便からノロウイルスが検出されたことから焼肉屋を原因とする食中毒と断定しました。

　保健所は１１月１日から飲食店を再発防止措置が取られるまでの間、営業禁止処分としました。