長良川鉄道が線路上のロードコーンと衝突　けが人なし　岐阜県郡上市

　２日朝、郡上市で長良川鉄道の車両が線路上にあったロードコーンに衝突する事故があり、警察が事故の原因などを調べています。

　２日午前６時半ごろ、郡上市八幡町を走行していた長良川鉄道の上り列車が、線路上にあったロードコーンに衝突しました。

　乗客１３人と運転士１人にけがはなく、車両の損傷などもありませんでしたが、衝突後約１０分停車したため遅れが出ました。

　警察によりますと、現場は八幡町の相生駅の北、約６００メートルの線路上です。

　衝突したのは、高さ約７０センチ、土台の部分が３４センチ四方のロードコーンで、現場の６メートル上方で行われている道路工事現場のロードコーンと同じものだということです。

　警察は、工事現場から落ちたものなのか、あるいは何者かが故意に置いたものなのか、ロードコーンが線路上にあった原因を調べています。