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藍色の美しさを間近で 色鮮やか「郡上本染」の作品展 岐阜市

400年以上の歴史をもつ伝統工芸「郡上本染」を手掛ける郡上市の老舗染物店による作...
会場に並ぶ「郡上本染」の作品=31日、岐阜シティ・タワー43、岐阜市橋本町

 400年以上の歴史をもつ伝統工芸「郡上本染」を手掛ける郡上市の老舗染物店による作品展が岐阜市で開かれています。

 この展示は郡上市八幡町で440年前から続く「渡辺染物店」が毎年開催しているものです。

 郡上本染は、もち米とのりで布地に図柄を描き、顔料と大豆のしぼり汁を混ぜて色を付けた後、天然の藍で染色を繰り返す伝統の技法です。

 会場となった岐阜シティ・タワー43には、郡上本染で制作したストールやショルダーバッグなどおよそ300点が並び、購入することもできます。

 このうち、タペストリーは染める回数を変えることで、濃淡によって6色のグラデーションを表現した作品や横45センチ、縦180センチで来年のえとの「辰」にちなみ登り龍を描いた作品などがそろいます。

 ※渡辺染物店 店主 渡辺一吉さん
「ことしは来年のえとである龍をはじめ、藍染めの色合いを生かしたタペストリー、小物類をたくさんそろえています。ぜひ皆さんご来場ください」

 作品展は11月1日まで開かれています。

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