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「待ちに待った」JR岐阜駅改札内エレベーター完成 利便性向上へ進む駅のバリアフリー化

駅の改札内にエレベーターがなく利用者らから不便との声があがっていたJR岐阜駅。利...
改札内に完成したエレベーター=23日午前、JR岐阜駅

 駅の改札内にエレベーターがなく利用者らから不便との声があがっていたJR岐阜駅。利便性の向上に向け設置の計画が進められてきた改札内のエレベーターが23日までにすべて設置され、関係者らが完成を祝いました。

 23日に現地で行われた完成式典で、岐阜市の柴橋正直市長は「バリアフリーを大切にしたまちづくりを進めていきたい」とあいさつし、また、JR東海の新田雅己東海鉄道事業本部長は「地域の皆さまにとってより使いやすい駅になれば」と述べ、関係者がテープカットをして完成を祝いました。

 JR岐阜駅ではこれまで、改札内にエレベーターがなく、車いすやベビーカーの利用者がホームに向かう場合は駅員に声をかけ、改札の外のエレベーターまで同行してもらう必要がありました。

 利用者らの声を受け、ことし6月に東海道本線下りホーム、8月に高山本線のホーム、そして10月23日に東海道本線上りホームにつながるエレベーターが完成しました。

 工事は、2020年8月から国や自治体からの補助を受け、約18億円かけて行われ、3つのエレベーターの完成によって、すべてのホームと改札が行き来ができるようになりました。

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