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個人情報約18万件流出か 岐阜県内でも NTT西日本の子会社顧客情報持ち出し事案

NTT西日本の子会社から顧客情報が不正に持ち出されたとされる事案で、業務を委託していた岐阜県国民健康保険団体連合会は18日、県内の国民健康保険の被保険者の個人情報が第三者に流出した可能性があると発表しました。流出した個人情報は最大で延べ約18万件ということです。
県国保連合会の発表によりますと、不正に持ち出されたとされる情報は、国民健康保険の特定健診を受けていない人に受診を促す電話をかけるための個人情報で、氏名、住所、性別、年齢、それに電話番号が含まれています。
県内26の市町と建設国保組合からコールセンター業務を委託された県国保連合会が、大阪市にあるNTTの子会社に業務を再委託していました。
不正に持ち出された個人情報の件数は過去6年分の業務で使われた最大で延べ約48万3000件で、さらにこのうち最大で延べ約18万件の個人情報が第三者に流出している可能性があるということです。
なお、現時点では流出したに個人情報による被害は確認されていません。
県国保連合会では、この件に関する問い合わせ窓口を設置するとともに、再委託先と協議して情報が流出した可能性のある個人の特定を進めるということです。
【問い合わせ窓口】 岐阜県国民健康保険団体連合会 058(214)2966 ※10月23日以降はフリーダイヤルを開設 0120(142)966