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不登校は過去最多の5255人に 昨年度の岐阜県内の小中学校

県内の小中学校で昨年度、不登校となっている児童生徒の数は過去最多の5255人に上...
教室・資料

 県内の小中学校で昨年度、不登校となっている児童生徒の数は過去最多の5255人に上ったことが分かりました。

 これは、文部科学省が4日、公表した2022年度の児童生徒の問題行動・不登校調査で明らかになったもので、7年連続で最多を更新しました。

 不登校は、何らかの理由で年度内に30日以上欠席した児童生徒を指し、病気や新型コロナの感染回避などの欠席は含まれていません。

 県教育委員会によりますと、県内の小中学校で不登校となっている児童生徒の数は昨年度より884人増の5255人。1000人あたりでは33.9人で、前の年度より6.2人上回りました。増加率は小学校が20.3%、中学校が20.2%となっています。

 県教委では「コロナ禍による生活リズムの乱れのほか、フリースクールなど学校以外での学びを認める教育機会確保法が浸透している」とみています。

 県教委は、魅力ある学校づくりやスクールカウンセラーとの連携強化など、 さまざまな対応を進めるとしています。

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