ニュース

秋の高山祭を前に祭屋台のからくり稽古始まる

高山市で今月9日と10日に開かれる秋の高山祭を前に、祭屋台のからくり稽古が始まり...
祭屋台のからくり稽古=1日午後7時ごろ、高山市下一之町

 高山市で今月9日と10日に開かれる秋の高山祭を前に、祭屋台のからくり稽古が始まりました。

 秋の高山祭は、桜山八幡宮の例祭「八幡祭」で、絢爛豪華な11台の祭屋台が飛騨高山の秋を彩ります。

 高山市下一之町にある「なべしま銘茶」では布袋台のからくり稽古が本格的に始まりました。

 布袋台のからくりは、9人の綾方と呼ばれる屋台組が36本の糸を巧みに操って布袋和尚と男女の唐子の人形を情景豊かに演じるもので、その精巧な動きから「離れからくり」とも呼ばれています。

 綾方たちは互いに糸を調整しながら呼吸を合わせ練習に励んでいました。

※布袋台・綾元 杉山久人さん
「新しい綾方も育ってきていますし、新しいからくりの奉納ができたらと思っています。期待して見ていただければうれしいです」

 からくり奉納は10月9日と10日に桜山八幡宮の境内で計4回行われます。

関連記事