ニュース
- ニュース一覧
- 「甲子園は人生そのもの」 大垣日大・阪口慶三監督が引退会見
「甲子園は人生そのもの」 大垣日大・阪口慶三監督が引退会見

高校野球の甲子園大会で春夏通算40勝を挙げた大垣日大の阪口慶三監督が退任することとなり、「甲子園は人生そのもの」と振り返りました。
阪口監督は2日、大垣市の大垣日大で記者会見を開き、秋季県高校野球大会の敗退後の9月19日に学校側へ健康上の理由で退任を申し入れて了承されたことを明かしました。
※坂口慶三監督
「今年に入ってから非常に疲れが残るようになり、また、グラウンド上で生徒をほめたり、叱ったりする声が出なくなりました」
また、大垣日大の野球部で孫の高橋慎選手が来春に卒業することも区切りになったと明かし、通算35回の出場を果たした甲子園については「人生、人生そのもの」と述べました。
記者から「阪口監督が岐阜県にやってきてから、高校野球のレベルが上がったと思うが」と問われると、「そうやって言ってもらえるとむちゃくちゃ嬉しい。阪口が来てから岐阜県の野球レベルが上がったと。本当に最高のお言葉をいただきました」と話し、「(レベルが)愛知県に少しは追いつけたかな」と目を細めました。
後任について、学校側は人選中としながらも、阪口監督は野球部でコーチを務める高橋正明副部長を指名して「人格的にも野球の技術においても誰にもひけをとらない」とエールを送りました。
学校によりますと、12月末で監督を退任し、今年度末に副校長を退くということです。