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住民の血液検査は現時点で実施せず 「PFAS」各務原市で検出

各務原市の三井水源地から国の暫定目標値を上回る有機フッ素化合物「PFAS(ピーフ...
県議会定例会に臨む議員ら=29日午前、県議会本会議場

 各務原市の三井水源地から国の暫定目標値を上回る有機フッ素化合物「PFAS(ピーファス)」が検出された問題で、住民の血液検査について県は現時点で実施する予定はないとの認識を示しました。

 これは29日に開かれた県議会定例会の一般質問で県健康福祉部の丹藤昌治部長が明らかにしたものです。

 丹藤部長は、現時点でPFASが個人の健康に与える影響について不明確であることを強調した上で、「県では血液検査を実施する予定はないが、民間や他県の状況を注視しながら検討を進めていく」との認識を示しました。

 この問題を巡って県は各務原市と井戸の水質調査を進めていて、住民の血液検査について各務原市の浅野健司市長は実施しない考えを示しています。

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