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相次いで見つかる「コクチバス」 駆除に向けて「電気ショッカーボート」導入へ 岐阜県

長良川や木曽川水系で特定外来生物「コクチバス」が相次いで見つかっている問題で、岐...
県議会定例会=28日午前、県議会本会議場

 長良川や木曽川水系で特定外来生物「コクチバス」が相次いで見つかっている問題で、岐阜県はコクチバスを駆除するための電気ショッカーボートを速やかに導入することを明らかにしました。

 これは28日の県議会定例会で、県政自民クラブの玉田和浩議員の質問に答えて、古田肇知事が明らかにしたものです。

※古田肇 岐阜県知事
 「『清流』は本県のアイデンティティであり、魅力の源。その清流のシンボルである鮎の生息環境を守ることこそ、『清流の国ぎふ』づくりの要であり、あらゆる手段を尽くして、コクチバスの完全駆除に取り組んでまいる覚悟であります」

 電気ショッカーボートは、水中に電気を流して一時的に魚の動きを止めて捕獲するもので、9月14日には岐阜市の長良川で、滋賀県の琵琶湖などで使われている船を持ち込んで実証試験が行われました。

 実証試験で有効性が確認できたとして、県では今後、電気ショッカーボートを2艇購入し、2024年春の繁殖期前までに長良川全域で駆除を行うということです。

 県議会の一般質問は29日も行われます。

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