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高山市の小学生が飛騨の「さるぼぼ」作りに挑戦

高山市の小学生が26日、飛騨地方で子宝や安産のお守りとして古くから親しまれている...
「さるぼぼ」作りに挑戦した児童=26日午前、高山市桐生町、北小学校

 高山市の小学生が26日、飛騨地方で子宝や安産のお守りとして古くから親しまれている工芸品の人形「さるぼぼ」作りに挑戦しました。

 「さるぼぼ」は、縁結びや安産などのご利益があるとされています。真っ赤な顔に黒い腹当てをした姿が「さるの赤ちゃん」に似ていて、飛騨弁で「赤ちゃん」を意味する「ぼぼ」にちなみ、「さるぼぼ」と呼ばれるようになったとされます。

 この日は、高山市桐生町の北小学校の4年生児童約120人が、「さるぼぼ」の製造・販売業者から「さるぼぼ」の歴史や縁起物となった経緯などについて説明を受けました。

 その後、児童たちは「さるぼぼ」作りに挑戦し、さるぼぼの真っ赤な胴体に「健康」や「安全」などと書いた白い腹当てを貼り付けて完成させました。

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