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キツネに扮して婚礼行列 岐阜県飛騨市で「きつね火まつり」

飛騨市の秋の恒例イベント「きつね火まつり」が23日、4年ぶりに開催され、キツネに...
花婿役と花嫁役で参加した夫婦=23日、飛騨市古川町、飛騨古川まつり会館前

 飛騨市の秋の恒例イベント「きつね火まつり」が23日、4年ぶりに開催され、キツネに扮した一団が古い町並みを練り歩きました。

 このまつりは、飛騨市に伝わる民話「きつねの嫁入り」をもとに、1990年から町おこしの一環として行われています。

 5組の応募の中から花婿役と花嫁役に選ばれたのは、東京都目黒区在住の甲斐貴大さんと妻の芽生さんで「夫婦になったら花嫁花婿としてまつりに参加したいね」という入籍前からの願いがかないました。

 この日は午後6時半ごろ、白いひげや赤い鼻などキツネ顔にメークした花嫁と花婿が人力車に乗り、飛騨古川まつり会館前の広場を出発しました。

 2人を中心としたキツネの嫁入り行列は松明の灯りを揺らしながら古い町並みを厳かに歩き、幻想的な雰囲気に包まれました。

※きつねの花婿役 甲斐貴大さん
 「普段見る風景と違って、人を含めてやっぱりとても良い町だと感じました」

※きつねの花嫁役 甲斐芽生さん
 「本当にありがたい気持ちでいっぱいです」

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