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秋の全国交通安全運動始まる 岐阜県内各地で無事故を呼びかけ

21日から秋の全国交通安全運動が始まりましたが、中津川市では22日、車のドライバ...
啓発活動で配布した大根とレシピ=22日午前、中津川市

 21日から秋の全国交通安全運動が始まりましたが、中津川市では22日、車のドライバーに大根を配って、交通事故と飲酒運転の「大・根・絶」を呼びかける啓発活動がありました。

 この活動は、中津川市苗木の国道沿いで行われました。

 活動に参加したのは、中津川警察署や地元の園児ら約80人です。

 「交通事故・飲酒運転大根絶作戦!」とラッピングされている大根は、地元のスーパー「スマイル」が70本用意して、一緒に配る啓発グッズには大根を使ったレシピも添えられています。

 国道に隣接するドライブインの前を通りかかった車のドライバーに園児たちが手渡し、交通安全を呼びかけていました。

※中津川警察署 有賀崇満 交通課長
 「中津川市内はことしに入ってから、交通死亡事故の発生はありません。引き続き、悲惨な交通事故を発生させないためにも、積極的な広報啓発活動や取り締まりを積極的に実施していきます。皆様方のご協力をよろしくお願いします」

 また、21日は各務原市にある中日本高速道路の岐阜保全・サービスセンターで、秋の全国交通安全運動の出発式も開かれ、県や県警など約40人が参加しました。

 出発式に集まった車両には、パトカーのほか、交通安全ポスターコンクールの入賞作品などが描かれている路線バスもあります。

「乗るならかぶろうヘルメット」「飲酒運転絶対ダメ」などと交通安全を呼びかけている車両は、県警とJA共済連岐阜が共同製作して、この取り組みは15回目です。

 警察官らが見守る中、アニメ「カリメロ」の主題歌をアレンジした「ヘルメットの歌」が流れ、車両が出発しました。

 県警によりますと、県内の2023年の交通事故死者数は21日現在で31人で、このうち高齢者は24人と、7割以上を占めています。

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