ニュース

  • ニュース一覧
  • 町長に対する不信任決議案 賛成が可決に必要な4分の3に達せず否決 岐南町議会

町長に対する不信任決議案 賛成が可決に必要な4分の3に達せず否決 岐南町議会

岐南町の小島英雄町長(73)が町の職員にセクハラをした疑いがあると週刊誌で報道さ...
小島英雄町長=22日午前、岐南町議会

 岐南町の小島英雄町長(73)が町の職員にセクハラをした疑いがあると週刊誌で報道された問題で、一部町議が22日、町長に対する不信任決議案を提出し否決されました。

 提出された決議案では「岐南町が全国からはずかしめを受けた。町の損失である」などと指摘しました。

 採決の結果、賛成7反対3で、賛成が可決に必要な4分の3に達しなかったため、否決されました。

 可決されれば、小島町長は議会を解散するか、失職するかを判断する必要がありました。

 この問題は、2023年5月、週刊誌のオンライン版が、小島町長が複数の女性職員の頭や尻を触るなどしたと報じたものです。

 小島町長は、頭をなでるなどの行為を認めて謝罪したものの、セクハラの意図はなかったと釈明しました。

 この問題をめぐっては、町議会が6月、法的拘束力のない辞職勧告決議を可決し、町長は第三者委員会でセクハラが認定されれば辞職する意向を示していました。

関連記事