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特定外来生物のコクチバス撲滅に向け、岐阜市が県や漁協と連携して対策へ 岐阜市議会定例会一般質問

北米原産の外来魚で特定外来生物に指定されているコクチバスが、美濃市や郡上市の長良...
岐阜市議会9月定例会=13日、岐阜市議会本会議場

 北米原産の外来魚で特定外来生物に指定されているコクチバスが、美濃市や郡上市の長良川流域で確認されたことについて、岐阜市は、県や漁協などと連携して対策を進めると明らかにしました。

 これは、13日の岐阜市議会9月定例会の一般質問で、自民岐阜の佐藤幸太議員の質問に対して、大久保義彦経済部長が答えたものです。

※岐阜市経済部 大久保義彦部長
 「長良川の豊かな生態系を維持し、清流長良川の鮎を守るという決意のもと、国・県・市・漁業協同組合が一体となり、コクチバスの撲滅に向けて、適切な対策に取り組んでまいります」

 大久保部長はこのように述べた上で、県の補正予算案にもコクチバスの調査費や対策経費が盛り込まれていることから、県の動向も注視して対応を進めたいと話しました。

 コクチバスは、特定外来生物に指定されている肉食性の外来魚で、繁殖力も強いことから、鮎を含む在来魚など生態系への影響が懸念されています。

 長良川では、ことし5月に美濃市で初めて確認されていて、7月には上流の郡上市でも確認されました。

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