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「陶磁器は交流の要」 岐阜県とハンガリーの友好協力 現地の博物館で美濃焼展

ハンガリー西部の国を代表する陶磁器メーカー「ヘレンド」の本社に併設されたヘレンド...
美濃焼展のオープニングセレモニー=2日、ハンガリー・ヘレンド磁器博物館

   ハンガリー西部の国を代表する陶磁器メーカー「ヘレンド」の本社に併設されたヘレンド磁器博物館で、9月2日から美濃焼の展示会が始まり、岐阜県の古田肇知事が出席してオープニングセレモニーが行われました。

 岐阜県とヘレンド社は、コロナ禍の2021年にオンラインで友好協力の覚書を交わしていて「美濃焼展」はその友好協力の一環で開かれました。

 オープニングセレモニーには、古田知事や県ハンガリー友好協会の山田實紘会長、ヘレンド社のアッティラ・シモンCEOらが出席しました。

 式典で古田知事は「陶磁器交流は岐阜県とハンガリーの交流の要であり、さらに連携を深め、日本とハンガリーの交流の架け橋となっていきたい」とあいさつしました。

 美濃焼展では、志野、織部といった美濃焼の様式の紹介のほか、約20の窯元や個人作家に加え、荒川豊蔵、加藤土師萌ら6人の人間国宝の作品など、約270点が展示されています。

 展示会初日のこの日は、関係者のほか一般の観光客も多く訪れ、美濃焼の多様さに関心を寄せていました。

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