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多彩な音色で魅了 長唄三味線・杵屋栄之丞さんが演奏 岐阜新聞ロビーコンサート

長唄三味線の3代目 杵屋栄之丞(きねや・えいのじょう)さんの演奏会が、岐阜新聞社のロビーで開かれました。
杵屋栄之丞さんは、歌舞伎の舞台で奏でられる長唄三味線の奏者です。
父親に習って幼いころから三味線に親しみ、18歳で3代目 杵屋栄之丞の名を受け継ぎました。
その後、東京芸術大学の音楽部邦楽科を卒業し、歌舞伎の舞台だけでなく洋楽の楽器とのセッション演奏など活動の場を広げています。
岐阜新聞社のロビーで行われた演奏会では、三味線という楽器の特性を実際に音を鳴らしながら分かりやすく解説したほか、歌舞伎の演目「大薩摩」や幕間に奏でられる曲などが次々と披露されました。
音の強弱やテンポ、曲調を変えることで、歌舞伎舞台のさまざまなシーンを演出する三味線。
情景に合わせた多彩な音色が来場者を魅了していました。